chemical［自費診療］ケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは

皮膚に化学薬品(グリコール酸)を塗り、角質層（新陳代謝の悪くなった角質層）の一部を取り除く治療法です。

使用薬剤としては、α-ヒドロキシ酸(グリコール酸、乳酸)、サリチル酸、トリクロロ酢酸(TCA)、レチノイン酸などがあり、これらの薬品を、疾患や状態により濃度を変えるなどして使用します。

当クリニックでは、グリコール酸（20％、40％）を用意しております。

主に下記の症状に適した治療法です。

ニキビやしみ、毛穴の開きなどに効果的です。当クリニック医師に症状をご相談ください

ニキビへの働き

皮脂が毛穴に溜まる（貯留）ことで、角栓が形成されてニキビとなります。

ケミカルピーリングによって、毛穴を閉塞している角栓や面皰（めんぽう)が排出され、ニキビが改善していきます。 また、ニキビが出来にくい皮膚の状態になります。膿をもった炎症性ニキビも排膿が促され治癒が促進されます。

しみ（シミ）への働き

ケミカルピーリングにより表皮のターンオーバー(生まれ変わり)が促進され、表皮内に貯留していたメラニン色素が上行して角質とともに脱落します。
表面に固着していた角質も均等に剥離され、くすみも改善されます。

以上のような効果などを期待して治療を行います。
効果は疾患の重症度などにより異なり、また個人差があります。
効果が見えてくる目安としては、4～10回の治療です。状態により治療期間の計画を医師と患者様で立てて行きます。

※効果的にはグリコール酸は２週間に1回の頻度で行うとよい効果が現れています。

ケミカルピーリングの注意事項

ケミカルピーリングに注意が必要な方

下記の例に当てはまる方は、ピーリングを受ける前には担当医にご相談下さい。

• 完全に遮光できない方
• 治療中の病気・・・湿疹、ヘルペス、伝染性膿痂疹（とびひ）などがある方
• 妊娠中、授乳中の方

ケミカルピーリング前の注意事項

ケミカルピーリングの治療を受ける患者様は、必ず事前にお読みいただきますようお願いいたします。

• 前日に顔剃りは行わないで下さい。
• 前日にパック・スクラブ洗顔は行わないで下さい。
• 一ヶ月以内に他の治療(ケミカルピーリング、レーザー、電気・ワックス脱毛など)を受けている場合は行えないことがあります。

ケミカルピーリング後の注意事項

ケミカルピーリングの治療を受ける患者様は、必ず事前にお読みいただきますようお願いいたします。

• ケミカルピーリング中は、用いる薬剤によってピリピリとした刺激感がでる場合があります。
• ケミカルピーリング後は、皮膚が赤くなる・カサカサするなどの症状がでることがありますが、保湿剤などでたいていは2～3日で治まります。
• 時に水ぶくれや浅い傷、小さいかさぶたが出来ることがありますが、その際は担当医にご相談下さい。

ケミカルピーリングで角質層をはがすことにより、紫外線が皮膚を通過しやすい状態となっています。
その為、サンスクリーン剤による遮光に留意してください。
また、角質層は皮膚から水分が失われるのを防ぐ働きがありますから、ケミカルピーリング後は、保湿力が低下している状態です。
保湿剤などで十分補うようにして下さい。

詳しいことやご不明な点は、お気軽に担当医にご相談下さい。他の施術とあわせて行うこともできます。

施術時間と料金について

※部位によって価格が変わります。（上記はお顔全体、また1回分のご料金を表示しております。）
※表示価格は全て税抜価格となります。

ケミカルピーリングのご予約について

ケミカルピーリングの治療は予約制とさせていただいております。

ご予約は、クリニック受付窓口またはお電話にて受け承っておりますので宜しくお願いいたします。

受付電話番号 ：03-5789-7775